このページで分かること
- TradingView で通貨強弱を見ることができる
- オリジナルインジケーター「Currency Strength」の設定方法や使い方がすべて分かるようになる
- Currency Strength(通貨強弱)とは何かが分かるようになる
banyenです!
FXを始めてある程度経つと「通貨強弱」という言葉を聞くようになったり、グラフを見るようになったりすると思います。
通貨強弱はいろいろなサイトで見れるのですが、
- Webサイトなのでチャートを一度離れてから見ないといけない
- 不要な通貨を表示されないようにしても、一定時間経つと全通貨の強弱が表示されてしまう(有料/無料やサイトによるかもしれません)
といった課題があり、自分自身使いづらいと感じていました。
そこで、TradingViewで通貨強弱が見れるようにオリジナルインジケータを作成しました!
無料で誰でも使えるようにしていますので、TradingViewを使っている方はぜひ入れてみてください!
通貨強弱とは
通貨強弱とは、USD、JPY、EURといった各通貨の強さを相対的に判定したものになります。
この通貨強弱をチャート化することにより、どの通貨が強い・どの通貨が弱い等がひと目で分かるようになり、どの通貨が主導で動いているかが分かるようになります!
例えば、以下のドル円のチャートを見ると、黄色矢印のように上昇していることが分かります。
一方、下段に表示した通貨強弱を見ると、ドル(オレンジ線)は上昇しているのに対し、円(水色線)はほぼ横ばいになっているのが分かります。
つまり、この日のドル円の上昇は、円安が寄与しているのではなく、ドル高が寄与していることが分かると思います!
このように、どの通貨が主導でチャートが変化していったのかが分かる1つのツールとして使うことができます!
TradingView オリジナルインジケータの設定方法
ここからは、オリジナルインジケーター「Currency Strength」の設定方法やカスタマイズ方法について、実際の画面を表示しながら解説していきます!
入手方法
こちらのURLからオリジナルインジケーターのページへ直接飛ぶことができます。
https://jp.tradingview.com/script/2Xrbgsyf/
URLからの入手方法が分からない方は、以下ページで導入方法を解説していますので、こちらをご覧ください。
各パラメータの解説
インジケーターの設定を押すと、いろいろなパラメータを変更することができます。
見ていただいて、お好みにカスタマイズいただけると幸いです!
■表示できる通貨について
まず前提として、このインジケータは8つの通貨に対応しています。
■表示したい通貨の選択
このインジケータでは、通貨強弱を表示したい通貨を選択することができます。
今チャートに表示している通貨のみを表示したい場合は、「表示している通貨のみ表示」にチェックを入れてください!
そうすると、ドル円のチャートを開いていればUSD・JPYが、ユーロドルのチャートを開いていればEUR・USDのみが表示されるようになります!
他にも、通貨ごとに細かく表示・非表示の設定をした場合は、各通貨ごとに以下のような設定欄を設けています。
対象の通貨に対して、「プロット」のチェックをオン・オフすると表示・非表示が切り替わります!
■起点時間の追加
デフォルトでは、1日の始まり(日足の始まり)を起点として、そこからの相対変化を計算しています。
ただ、人によっては欧州時間の始まりやニューヨーク時間の始まりを起点に見たいという人もいると思います。
そこで、起点時間を設定で追加できるようにしました!
「起点時間を追加」にチェックを入れ、起点としたい時間を設定すると、そこを起点に相対変化を計算するようになります!
下記チャートは、上段が21時に起点時間を追加したもの、下段が起点時間を追加していないものになります。
下段の通貨強弱を見ていると、1日を通してずっとUSDが弱かったのかなと思うんですが、上段の通貨強弱を見ると、21時を境にUSDが強くなっていることがひと目で分かると思います!
まとめ
いかがでしょうか?
TradingViewで通貨強弱が見れるとかなり便利になると思います!
自分の関係ある通貨だけに絞ったり起点時間を追加したりとカスタマイズが可能なので、ぜひいろいろ試してみてください!