Super Pivots インジケーター

【Super Pivots】設定方法まとめ

このページで分かること

  • オリジナルインジケーター「Super Pivots」の設定方法や使い方がすべて分かるようになる
  • Pivotsとはどんなものなのかが分かるようになる

banyenです!

クロユキさんYouTube Liveのリスナーのみなさんはおなじみの「Pivots」ですが、

  • 入れてみてはいるけれど、正直何者かよく分かっていない
  • 自分のチャートにはデイリーは表示されているけれど、ウィークリーマンスリーは表示されていない

という方も多くいるのではないかなと思います。

そこでこのページでは、Pivotsがどのように作られているのかにも触れつつ、そのPivotsをかなり使いやすくしたオリジナルインジケーター「Super Pivots」の設定方法やカスタマイズ方法を詳しく解説していきたいと思います!

あわせて読む

Pivotsとは

Pivotsとはピボットポイント・スタンダードのことで、とある期間の高値安値終値から算出された値が次の期間のPivotsとして扱われます。

ここで言っている期間とは、1日や1週間などの任意の期間のことです。
例えば、期間を1日と設定した場合、前日の高値・安値・終値を使って本日のPivotsが計算される仕組みとなっており、このPivotsをデイリーピボットと呼んでいます。
期間を1週間と設定した場合、先週の高値・安値・終値を使って今週のPivotsが計算され、ウィークリーピボットと呼ばれます。

ここからは、知らなくても大丈夫な話に入りますので、Super Pivotsの設定方法を知りたい方はこちらから飛んでください!

算出方法

Pivotsにはいくつか種類がありますが、ここではデフォルトで設定されるTraditionalの計算方法について紹介します。
それ以外の計算方法を知りたい方は、TradingViewの公式サイトに載っていますのでそちらを参照ください。

HIGHprev: 前期間の高値
LOWprev: 前期間の安値
CLOSEprev: 前期間の終値

PP = (HIGHprev + LOWprev + CLOSEprev) / 3
R1 = PP * 2 - LOWprev
S1 = PP * 2 - HIGHprev
R2 = PP + (HIGHprev - LOWprev)
S2 = PP - (HIGHprev - LOWprev)
R3 = PP * 2 + (HIGHprev - 2 * LOWprev)
S3 = PP * 2 - (2 * HIGHprev - LOWprev)
R4 = PP * 3 + (HIGHprev - 3 * LOWprev)
S4 = PP * 3 - (3 * HIGHprev - LOWprev)
R5 = PP * 4 + (HIGHprev - 4 * LOWprev)
S5 = PP * 4 - (4 * HIGHprev - LOWprev)

Super Pivotsの設定方法

ここからは、オリジナルインジケーター「Super Pivots」の設定方法やカスタマイズ方法について、実際の画面を表示しながら解説していきます!

入手方法

まずオリジナルインジケーターの入手方法ですが、以下の2パターンあります。
どちらも同じものが取得できますので、お好きな方から導入いただければと思います。(Live手法やLiveBB手法は①の取得方法になります)

①オリジナルインジケーターのリンクに直接飛んで導入

こちらのURLからオリジナルインジケーターのページへ直接飛ぶことができます。
https://jp.tradingview.com/script/mfqIEaOJ/

②インジケーターの検索から導入

一般公開しているインジケーターのため、普通に検索しても出てくるようになっています!

各パラメータの解説

インジケーターの設定を押すと、いろいろなパラメータを変更することができます。
パラメータ設定画面の上から順に説明していきますので、見ていただいて、お好みにカスタマイズいただけると幸いです!

■ラベルの位置

ラベルをラインの左に表示するか、右に表示するかの設定になります。

ラベルは、「D(P)」といったような表記になります。

表記ルール:時間軸(Pivotレベル)
時間軸:日=D、週=W、月=M、年=Y
Pivotレベル:P、R1、S1、R2、S2、R3、S3、R4、S4、R5、S5

また、ラベルの位置をLeftに設定したときのみ、ラベルが常に表示されるように設定することができます。
以下の画像のようなチェックボックスがあるので、このチャックを入れることでラベルがチャート左側に固定で表示されるようになります。

本来であればW(R1)やM(R1)は見えない位置に表示されるが、この設定をオンにすることで、チャート左側に固定で表示されるようになる。
また、D(P)のようにチャート内にラインの端点が来ている場合は、端点横に表示される。
■過去のPivotsをどれくらいの期間分表示するか

チャートがすべて見えている状態で過去検証をする際、過去の期間のPivotsも表示されているとやりやすいかと思います。
そんなときに、どれくらいの期間分表示するかを設定することができます。

例えば、DailyのPivotsを過去3日分表示したい場合、この設定を3にすることで、3日分のPivotsが同時に表示されるようになります!

設定値「3」にした場合の表示イメージ
■各時間足ごとに設定するPivotsの種類

1分足〜月足までの各時間足において、どの時間軸で計算されたPivotを表示するかを設定する箇所になります。
時間軸がカッコで囲われているものについては、デフォルト(インジ導入時)でオフになっていたことを表現しています。

■ライン・ラベルの色

Pivotの各時間軸ごとにラインとラベルの色を変更できます。

■表示したいPivotレベル

表示したいPivotのレベルを選ぶことができます。

ワンポイントアドバイス

インジケーターを導入すると、画像のようにローソク足が潰れたような状態になる方も見えると思います。
これは、チャートに出ているライン等がすべて表示されるように拡縮される設定になっているためですので、チャートの設定で簡単に解消することができます!

設定方法
①チャート右側の価格ラベルを右クリック
②「価格のみでスケール」をクリック

まとめ

いかがでしたでしょうか?

そこまで難しい設定は無いと思いますので、自分の見やすいようにカスタマイズしていただけるといいかなと思います。
Super Pivotsを入れることで、これまで見えていなかった時間軸のPivotが見えるようになりますので、ぜひ日頃の分析に活用いただけると幸いです。

-Super Pivots, インジケーター